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現金と釣竿

2013.07.21 (Sun)
こんにちは。おはようございます。樋口崇です。

TOEICの勉強を本格的に始めました。

ブログやネットビジネスの勉強をして、学校やTOEICの成績を落とすわけには行いかないので結構必死です。

人に何かを認めてもらおうと思ったら、まず結果を見せるのが一番説得力ありますから。

「優先順位」何においてもこれが重要ですね。


今日はある昔話についてです。


私が中学生の頃、母親にこんな事を言われました。

「父さんが、母さんによく言ってた事があるねん。

『食べ物に困ってる人に、お前は現金を渡すか?釣竿を渡すか?』

これどういう事か分かる?」

その時は、それがどういう事か説明されても、
「ふぅ~ん」としか思っていませんでした。

でも、今になって、やっとその真意を理解する事が出来ました。


「人助け」

誰もが一度はした事が有るでしょう。

・お年寄りに席を譲る。
・道を教えてあげる。
・宿題や仕事を手伝ってあげる
・相談にのってあげる
・財布を拾って届ける。
などなど。。。

大きな事から小さなものまで色々あります。

さらに、人助けには、
【ためになる人助け】と、
【ダメになる人助け】の2種類あります。


皆さんは、本当にその人助けが、
その人の為になってるかどうか考えた事は有りますか?


学生時代私の友達にこんな人がいました。


彼はよく財布を失くす人でした。飲みに行った時には殆ど毎回。。。
しかし、彼は強運の持ち主で毎回財布が出てくるんです。



飲み屋、コンビニ、交番、向かいのホーム、路地裏の窓、
そんなとこにある筈もないのに。。



毎回、「飲みすぎたぁ」と後悔してはいましたが、のちのち見つかるので

「あっぶねー」とか言って反省もせず。。。

失くす度に電車賃を渡したり、車で家まで送ったりしてました。



しかし、ある時ついに彼の財布は見つかりませんでした。

しかも、その財布には、家賃や公共料金や車のローン

を支払う為のほぼ一ヶ月の給料が入ってました。

キャッシュカードもクレジットも学生証も免許証も。


そこで、初めて彼は反省したんです。

それ以降彼は財布を(僕といる時は)失くさなくなりました。


彼にとっては、財布を届ける事ではなく、届けない事が人助けだったのです。


あの時見つかっていれば、未だに彼は財布を失くし続けていたでしょう。


これと同じように、お金を貸す、答えを教える、親が子にレールを敷く、

これらの助けは殆どの場合、相手の為にはなりません。


なぜなら、その人の問題の根底に有るものは何も解決されていないからです。


なぜお金が無いのか?なぜ答えが分からないのか?なぜ将来の目標が出来ないのか?


これらを解決してあげる事が【ためになる人助け】なのです。


飢えで苦しむアフリカの難民や難病で苦しむ人たちへの募金や、

老人へのアシストなどはもちろんこれには含まれません。


これらの人たちは、今すぐサポートを受けなければ死んでしまう、

もしくは、重大な問題が起きる可能性のある人たちですから。


【ダメになる人助け】は、そういう重大な危機に晒されていない人に対して、簡単に手を差し伸べる事です。


【ダメになる人助け】を受けた人は、ほぼ間違いなく他人依存になります。

人の助けを受けないと何も解決できない。そんな人です。


勉強も就職も政治も全てそうです。

「なぜ?」を解決してあげる事こそが本当のサポートです


食料に困っている人に現金を渡しても、その人は生きていく術を学ぶ事は出来ません。
現金が無くなればまた助けが必要になります。

釣竿を渡せば、釣りの仕方を覚え、その人は一生食べていく事が出来ます。
自分で考え、行動する力を、自分で養う事ができるのです。


時には【ためになる人助け】は助ける側にとって、時間も掛かるし体力も使います。

だからと言って、ツールやノウハウやテンプレートだけを与える事は

人助けでも、教育でもなく、ただの自己満足です。
「人助けをした」と言う自分に酔っているだけです。


【だめになる人助け】をするくらいなら、助けない方がその人のためになります。
どうせするなら【ためになる人助け】をしていきたいですね。


情報が溢れ、テクノロジーの発展によって自動化が進み自分で考え無くても答えが見つかり、自分で行動しなくても物事が解決される時代だからこそ、自分で考える力、自分で行動する力を身に付ける事が必要では無いでしょうか?

でないと、人間はどんどん退化していきますよ。


父は私が12の時に亡くなりましたが、父が母にこの話をしたのは約25年前です。

その時父は30歳を超えた頃。今の私と同くらいの年齢です。

バブルの時代、何もしなくても儲かったと言われる時代に、将来を見据えた考え方をしていた父親の偉大さに、今頃になって気付いたのでした。

私を甘やかしてばかりいてくれた父でしたが、いつか私が人生に行き詰る時が来る事を知ってて、母にこの話をしておいたのでしょうか?母がこの話を私にする事を父は分かってたのでしょうか?

人生の岐路に立たされている今、この話を思い出したのには何か大きな意味を感じます。

おわり


本日もお読み頂きまして、ありがとうございます。
また次回をお楽しみに。樋口崇でした。


コメント

No title
TOEIC頑張って下さい!

応援します。
No title
有難うございます;)

頑張ります!!
樋口
No title
まったくもって!

答えを教えるのではなく、答えを導き出す方法を教える事が大事なんですよね~(^-^)
Re: No title
糖分ラブさん

いつもコメント有難うございます;)

そうですよね。なかなかそういう教え方をしてくれる人も少ないですね。

そして何より問題なのは、教わる方も答えを求めてると言う事です。
答えの導き方を学べば、次からはその方法を活かして自分で新しい答えを見つけられるのに、
答えしか学ばないので、分からない事に直面するとまた答えを求めてしまう。

完全に悪循環ですよね。

自分の力で答えを見つけ出せる力を身に付ける。

それが本当の成長、だと私は思います。

樋口

> まったくもって!
>
> 答えを教えるのではなく、答えを導き出す方法を教える事が大事なんですよね~(^-^)

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