2013.06.28 (Fri)
こんばんは。樋口崇です。
私はこの夏、インターンシップと同時に、ビジネスコミュニケーションのという授業をオンラインでとっています。
今日ポータルサイトにて、授業内容・スケジュール・講師からのメッセージ・他の生徒の自己紹介等をチェックしました。
生徒は、医療関係、ビジネス、スポーツトレーナー、教育関係など、様々なメジャーから受講しています。
個人のアサインメントに加え、ポータルサイト上でのディスカッションやグループプロジェクトも有るので、他業界の人達とコミュニケーションを取れる事が、非常に楽しみです。
学期の終わりには、皆とLinked inで繋がる事を目標にコミュニケートして行きたいと思いますが、!
今回は前回の続きです。
チップを取り入れるべきだと考える理由を例をあげて説明します。
アメリカの最低賃金は州によって違いますが、だいたい730〜900円の間です。
オレゴンはその中でも上位で、890円。
レストランの単価にもよりますが、私が行けるようなレストランのテーブル単価は約4〜5000円。
お店の忙しさにもよりますが、1人のサーバーが1シフト-8時間の間に15テーブルを担当したとします。
すると、そのスタッフのその日の給料は、
890×8時間=7120円(時給)
4000×15テーブル×15%=9000円(チップ)
7120+9000=16120円(合計)
16120÷8時間=2015円(実時給)
となります。
だいたいのレストランは、チップの15%くらいを税金やキッチンスタッフへのチップとして徴収するので、実際の時給は1700円くらいまで下がります。
それでも、時給は約2倍まで上がります。
客単価の高低、サービススキルの高低、担当テーブル数の増減によってこの数値は変動しますが、この例は現実的な数字です。
これを見ていただくと、サーバーにとっていかにチップが重要かが分かると思います。
チップを多く貰う為には、いいサービスをしなければいけない。
その為には、メニューを熟知し、スキルをあげ、高いホスピタリティ精神を持つ事が必要です。
アメリカのレストランでは、今日のオススメや、料理の味、ボリューム、材料、調理方法など、オーダーを取る段階で事細かに教えてくれます。
サーバーは、カスタマーに満足してもらう為に、一生懸命勉強するのです。
食事の前には飲み物を、後にはデザートを必ず説明付きで薦めてくれます。
そんなに高級なレストランじゃ無いんですよ。
ファミレスみたいなところですらそういうサービスをしてくれます。
日本のレストランの様に、注文を待って、オーダー取ったらそれっきり、なんて事はありません。
それでも日本のサービスは質が高いと海外の方によく言われます。
しかし私は、アメリカのサービスの方がホスピタリティという部分では格段に上だと感じます。
何故なら、サービスの質がCS(顧客満足)に、CSが売上に、売上がスタッフの給料にダイレクトに反映されるからです。
こういった、サービススタッフのモチベーションを目に見える形で上げていけるようなシステムを日本も取り入れるべきです。
スタッフのまた来て欲しいという思いが、カスタマーのまた来たいという気持ちを引き出すのです。
やはり、自分の頑張りがダイレクトに給料に反映すると、誰でも嬉しいですよね:)
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
また次回をお楽しみに。樋口崇でした。
へぇ~と思ったら、

クリックしてください;)
私はこの夏、インターンシップと同時に、ビジネスコミュニケーションのという授業をオンラインでとっています。
今日ポータルサイトにて、授業内容・スケジュール・講師からのメッセージ・他の生徒の自己紹介等をチェックしました。
生徒は、医療関係、ビジネス、スポーツトレーナー、教育関係など、様々なメジャーから受講しています。
個人のアサインメントに加え、ポータルサイト上でのディスカッションやグループプロジェクトも有るので、他業界の人達とコミュニケーションを取れる事が、非常に楽しみです。
学期の終わりには、皆とLinked inで繋がる事を目標にコミュニケートして行きたいと思いますが、!
今回は前回の続きです。
チップを取り入れるべきだと考える理由を例をあげて説明します。
アメリカの最低賃金は州によって違いますが、だいたい730〜900円の間です。
オレゴンはその中でも上位で、890円。
レストランの単価にもよりますが、私が行けるようなレストランのテーブル単価は約4〜5000円。
お店の忙しさにもよりますが、1人のサーバーが1シフト-8時間の間に15テーブルを担当したとします。
すると、そのスタッフのその日の給料は、
890×8時間=7120円(時給)
4000×15テーブル×15%=9000円(チップ)
7120+9000=16120円(合計)
16120÷8時間=2015円(実時給)
となります。
だいたいのレストランは、チップの15%くらいを税金やキッチンスタッフへのチップとして徴収するので、実際の時給は1700円くらいまで下がります。
それでも、時給は約2倍まで上がります。
客単価の高低、サービススキルの高低、担当テーブル数の増減によってこの数値は変動しますが、この例は現実的な数字です。
これを見ていただくと、サーバーにとっていかにチップが重要かが分かると思います。
チップを多く貰う為には、いいサービスをしなければいけない。
その為には、メニューを熟知し、スキルをあげ、高いホスピタリティ精神を持つ事が必要です。
アメリカのレストランでは、今日のオススメや、料理の味、ボリューム、材料、調理方法など、オーダーを取る段階で事細かに教えてくれます。
サーバーは、カスタマーに満足してもらう為に、一生懸命勉強するのです。
食事の前には飲み物を、後にはデザートを必ず説明付きで薦めてくれます。
そんなに高級なレストランじゃ無いんですよ。
ファミレスみたいなところですらそういうサービスをしてくれます。
日本のレストランの様に、注文を待って、オーダー取ったらそれっきり、なんて事はありません。
それでも日本のサービスは質が高いと海外の方によく言われます。
しかし私は、アメリカのサービスの方がホスピタリティという部分では格段に上だと感じます。
何故なら、サービスの質がCS(顧客満足)に、CSが売上に、売上がスタッフの給料にダイレクトに反映されるからです。
こういった、サービススタッフのモチベーションを目に見える形で上げていけるようなシステムを日本も取り入れるべきです。
スタッフのまた来て欲しいという思いが、カスタマーのまた来たいという気持ちを引き出すのです。
やはり、自分の頑張りがダイレクトに給料に反映すると、誰でも嬉しいですよね:)
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
また次回をお楽しみに。樋口崇でした。
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